4月1日(日)
なんとなく聴いていたラジオ番組で、コンポストの作り方を紹介していた。前まえから、生ゴミ処理機を買おうかどうか悩んで
いたが、値段が高く、うちの区は生ゴミ処理機購入の助成金が出ないので逡巡していたが、だったらつくればいいのだ。以下、
番組サイトから引用:
●生ゴミを、そのまま、あるいは、ストッキングに入れて、干します。
●生ゴミがカラカラに乾いて、適当な量がたまったら、70リットルのゴミ袋に入れて、落ち葉とコンポストの種と一緒に、よ
くまぜます
●段ボール箱にいれて、新聞と紙ひもで蓋をします。
●夏なら1週間。冬でも1〜2ヶ月で コンポストができあがり!
「森の香りのする土」ができます、とのことでした。
●まず、 料理しながら生ゴミを分別、ピックアップします。
同じ番組で、Jack Johnson の "3R's" と言う曲をラジオで聴いた。"reduce, reuse, recycle" についての歌だが、なかなかカ
ッコいい。
野菜くず、果物の皮、魚の骨やあら、卵のからなどなど・・・(お惣菜の残りや調味料の加わったものは、使わないので より
分けます)
●ここに キッチンにある廃油をまわしかけて、さらによくまぜます。
このあとは、 毎日一回かきまわすようにします。 (お料理のレシピみたい・笑)
ここから 発酵が始まるそうなんですが、生ゴミの匂いはどんどんなくなっていくそうです。
○J-WAVE WEBSITE:LOHAS SUNDAY
http://www.j-wave.co.jp/original/lohassunday/
その他、段ボール・コンポストのつくり方
○ダンボールコンポスト
http://www.shiojiri.ne.jp/~fukuzumi/jean/konpo.html
○段ボールコンポスト
http://www.city.hachinohe.aomori.jp/kurashi/gomi/danboru.html
4月2日(月)
2号続けて『論座』(朝日新聞社)を買う。
今回の2007年5月号は「やっぱり、ラジオ!」という特集に魅かれて購入。物足りないといえば物足りない特集だが、ラジオ馬鹿は「ラジオ」と書いてあれば何でも反応してしまうのです。
永六輔、太田光など、いろいろな有名人が寄稿している「私とラジオ」というショート・エッセイ・コーナーで最も印象に残ったのは、渡辺恒雄讀賣新聞主筆、そう「ナベツネ」だ:
大小いろいろのラジオを買って試したのだが、SONY の ICF-A110V という中型ラジオが、TV・FM・AMがそれぞれ7波づつワンタッチでピタリと音が出るので重宝している。
というフレイジングや、わざわざ型番を出しているところなどにラジオ好きの匂いを感じて、妙に親近感をおぼえてしまう……ナベツネなのに。
○ICF-A100V ソニーeカタログサイト[Sony eCatalog]
http://www.ecat.sony.co.jp/audio/radio/products/index.cfm?PD=14478&KM=ICF-A100V
4月4日(水)
恥を知り給へ。
神奈川県相模原市議(定数49)7人が任期を約1カ月残し、3月末で相次ぎ辞職していたことが分かった。法改正で今月か
ら退職年金の給付水準が下げられるため、今月29日の任期満了を待たず、3月中に駆け込みで辞職したともみられ、「有権者
軽視」との批判の声も上がっている。
同市議選は今月22日の統一地方選の後半戦で行われるが、7人は出馬しない意向だった。いずれも辞職理由は「一身上の都
合」だが、このうち1人は取材に「4月以降に辞めると年金が減額されると聞き、みんなで相談した。(4月分の)給料をもら
えない分、得するかは分からない」と話し“減額逃れ”を認めた。
「市議会議員共済会」(東京都千代田区)によると、市議の退職年金は毎月の掛け金と自治体の負担金が財源。支給対象は在
職12年以上の議員で退職後、65歳から死亡するまで支給される。「議員特権」との批判を受け、4月から給付水準が以前よ
り12・5%引き下げられる。
今回辞職した市議は7−3期で、いずれも退職年金の支給対象者。同市議会事務局の計算によると、7人に支給される退職年
金は1人当たり年間約265万−201万円。4月以降に辞めると、同30万−22万円ほど減額されるという。
「年金減る前に」駆け込み辞職 相模原市議7人(東京新聞 2007年4月3日 16時11分)
4月7日(土)
東京都知事選挙投票日の前日である今日、この選挙最強の泡沫候補、外山恒一を見にJR高円寺駅南口まで行ってきた。せっかく東京に住んでいるという地の利を生かして、またとない見世物を堪能しようという魂胆だ。選挙期間中、彼は、毎日そこで何かをやっていたのだそうだ。
実際に会った外山恒一は、政見放送での珍妙な扇動者ぶりとはうってかわって、柔和で温厚、人当たりのよい常識人だった。「何か話したい人〜!」と聴衆に促してマイクを渡したり、ギターで「気持ちの悪い『禁じられた遊び』」と題する一芸を披露するなど、サーヴィス精神も旺盛。選挙運動が終了する午後8時直前には、噂の政見放送をライヴで披露してくれた。人柄の点では、石原慎太郎、浅野史郎を遥かに凌ぐ快男児。危うく「ヤケッパチの一票」を投じそうになったが、結局、面白いからといって、予算規模でいえばカナダ並みである東京都行政のトップを、あんな輩に任せることは到底できない。
ただ、真面目に取り合うだけバカバカしいと十分わかっていながらも、政見放送で彼が発した「多数決で決めれば、多数派が勝つに決まっているじゃないか」という一見バカげたトートロジーが、心に残っていたりして……。
ついでに、『論座』2007年4月号(朝日新聞社)で取り上げられていた、高円寺の商店街の一角で活動している「素人の乱」(3月3日(土)付け日記を参照)も覗いて来た。北口を出てすぐに「純情通り商店街」が目に飛び込んでくるが、そっちではなく、左手にある「北中通商店街」のほうだ。商店街の入り口がいきなり風俗店というのはどうだろうか(店頭に萌えアニメ系のイラストをあしらってあるのも土地柄か?)。ふたつの意味で「純情通り」でない。この商店街をどんどん進むと「素人の乱」の店舗がある。大画面にスーパーマリオを映してやっていたけど……。
ところで、その日の午後7時半ごろ、高円寺駅北口の「てんや」のレジにいた女子が可愛かった……。
9月8日(日)
「クラブ954スペシャル」(TBSラジオ、スペシャル・ウィーク期間中の日曜深夜)というラジオ番組が気に入っている。
選挙速報をチェックしつつ夜更かししていると、TBSラジオの深夜にこの番組が始まった。暦の上では月曜日、気持ちの上では
日曜日という時間帯。「クラブ954スペシャル」は、「TBS954情報キャスター」という人たちが担当している。普段は中継や
イベントの司会などをやっている人たちなのだとか。この番組は二部構成になっていて、前半が邦楽、後半が洋楽中心という感
じ(今回は邦楽もかかっていた)。どっちかというと後半のほうが好き。この番組で知った Kenny Rankin の "In the Name of
Love" は今でも愛聴の一曲となっている。今回は、いつも後半を担当している一場麻美が全体を通して担当していた(のかな)
。この人は、聴いていて音楽ずきな感じがとても伝わってくるので、いつも好感をもって聴いている。
今回は、前半でサザンオールスターズと松任谷由実特集だった。どちらもそれほど好きというわけではないが、荒井由実の「
中央フリーウェイ」(1976年)がかかった時はちょっと嬉しかった。「中央フリーウェイ」は、楽曲・アレンジともに日本のポ
ップス史上最強の曲のひとつだと思う(エレピがたまらないのです)。松任谷由実の他の曲は、べつに……。
後半では、ジャズ・アレンジされた名曲などが特集されていた。後半の選曲はいつも、ジャズやちょっと黒っぽい AOR 系の
傾向が強くて、結構好きです。最近は AOR がかかる番組はほとんどないので非常に貴重。ちなみに、その時かかった、akiko
のヴォーカルをフィーチャーした大野雄二トリオの "Lupin The Third"、実は持っていたりして。他には、The Beatles の "A
Hard Days Night"(Beatle Jazz)、YMO の「君に胸キュン。」(土岐麻子、あの土岐英史の娘さんだとか)、Roberta Flack
の "Feel Like Makin' Love"(Pyramid)など。
番組ではかからなかったが、おなじみの曲をジャズ・アレンジしたものとしては、European Jazz Trio の『アムステルダム
の午後』(An Afternoon in Amsterdam)がある。サロンでジャズというブルジョワ趣味には少し鼻白むが、結構イイ。
「リベルタンゴ」「スカボロー・フェア」「アヴェ・マリア」などの一度は聴いたことのある曲を、イケメン・プレイヤーが、
ジャズ・アレンジで演奏しているDVDである。聴いている客が好きなところに好きなように座っている感じが面白い。これを
見て、ABBA の"Dancing Queen" は案外スケールの大きい優れた楽曲だということが判ったりもした。
○TBS954情報キャスター
http://www.tbs.co.jp/radio/infocaster/
4月9日(月)
今朝は、「吉田照美のソコダイジナトコ」(文化放送、月曜〜金曜 6時〜8時30分)を聴いてみた。
とにかく明るい。ちょっと意外。
アシスタントの枦山南美(はしやまなみ)はなかなかイイ。初めて聞く名前、結構若い人のようだ。アナウンス技術は必ずし
も一級ではないが、明るいトーンの声とやや天然ボケのキャラクターで、彼女につられてか、吉田照美もテンションが高めだっ
た。出だしのフリートークのゾーンで、とても会話が弾んでいた。こういう感じのAM早朝ワイドは、今まであるようでなかった
気がする。裏番組の「森本毅郎・スタンバイ!」(TBSラジオ、月〜金曜日 6時30分〜8時30分)は、はっきりいってちょっと暗
いし、(森永卓郎と垣花正の 朝はニッポン一番ノリ!、ニッポン放送 月〜金曜日 5時00分〜8時30分)はむさ苦しい。
ただ、「吉田照美のソコダイジナトコ」は雰囲気はよいが、情報量はやや少なめな印象で、その点では「森本毅郎・スタンバ
イ!」が質量ともに充実している気がする。情報を重視するなら後者なのだが、華がないんだよなぁ……。個人的にはラジオは
TBS が好きなこともあるし、総合点では「森本毅郎・スタンバイ!」が聴いていていちばんしっくりくる。ときどき気分転換に
「吉田照美のソコダイジナトコ」を聴く、というのはいいかもしれない。
○吉田照美のソコダイジナトコ
http://www.joqr.co.jp/soko/
○森本毅郎・スタンバイ!
http://www.tbs.co.jp/radio/stand-by/
○森永卓郎と垣花正の 朝はニッポン一番ノリ!
http://www.1242.com/morinaga/
4月13日(金)
『文藝春秋』2007年4月号の 戦時下の昭和天皇の肉声「小倉庫次侍従日記」をようやく読む……が、分量が多すぎてすぐに飽きた。ダメだな、オレ。ただ、すでに出ている『文藝春秋』2007年5月号、阿川弘之/半藤一利「新発見「小倉侍従日記」を読み解く 昭和天皇 孤独な君主の闘い 陛下はやはり騙されていた」のほうは、ダメなオレでも何とか読めた。
読解の読解をしてもしょうがないので、感想をひと言だけを言うと、昭和天皇に正確な情報が上がっていなかったり、様ざまな軍事戦略が天皇の手を離れて軍部主導で立案・遂行されていただとかいうことは、間違いのない歴史的事実なのだと思う。先の「富田メモ」そして今回の「小倉侍従日記」で、そのことが間接的に立証されたと言えるのかもしれない。だとしても、「陛下は孤独だった」「苦悩していた」「騙されていた」という論調の近年の興隆にはやや違和感がある。5月号の解説のほうでは、大元帥としての天皇、皇室の家長としての天皇という点が強調されていたと思うが、国家元首としての天皇が結果として免責されているような気がする。
たとえ形式的であれ、私は天皇に戦争責任があると思っている。保守論客は「一億総懺悔」の名で日本の戦後民主主義を「自虐的」だと評するかもしれないが、「一億総懺悔」の背景には、真に懺悔すべき一人の責任が曖昧にされてきた事実が横たわっていると思う。論壇ばかりでなく、政府の姿勢も同じで、戦争責任の問題を経済援助による戦後補償の問題として処理し、戦争責任は棚上げにしてきた(日朝平壌宣言においてもこの姿勢は変らず)。昭和天皇を免責したいのであれば、政府が公式に内外に宣言すればいいではないか。
「昭和天皇免責論」とでもいうべきこの論調は、小泉純一郎前総理の靖國神社参拝を牽制するようなかたちでジャーナリズムの側から提起されたものだと思う。いわば、ジャーナリズム側からの戦略的な「昭和天皇免責論」が出発点だった気がする。靖國参拝牽制という前提が後景に退いてしまうと、「昭和天皇免責論」が独り歩きして、思わぬ方向に転がりはしないかと危惧する今日この頃。
4月14日(土)
東京FMの「Suntory Saturday Waiting Bar "AVANTI"」(東京FM、土曜17時〜17時50分)からカクテル・ブックが出ていたとは知りませんでした。
○Suntory Saturday Waiting Bar "AVANTI"
http://www.avanti-web.com/
4月15日(日)
ラジオ各局は春の番組改編期に突入している。ナイターが始まる。野球は好きだが、野球よりもトーク番組のほうがもっと好きなので(某引越し屋のCMみたい)残念。民放は全局ナイターっていうのもどうだろう? 一局だけじっくり聴けるトーク番組(娯楽・教養を問わず)をやってくれれば、意外に聴取率を稼げたりはしないのかなぁ。百歩譲って、どうせナイターをやるなら、わが愛しの横浜ベイスターズの親会社TBSは、どうしてベイスターズ・ナイターをやらないんだ。巨人戦ばかりやって。広告収入は減るかもしれないが、やるのが筋じゃぁないかな。
さて、最近ちょっとバタバタしていて、春の新番組はあまり聴けていない。少し前に、文化放送の平日早朝ワイドのことを書いたが、週末の早朝では「NISSAN 全国おとな電話相談室」(TBS ラジオ、日曜日 8時30分〜9時)が結構おもしろかった。メインは浅草キッド、第一回は聴き逃したが、第二回は聴くことができた。ゲスト(つまり「先生」)はピエール瀧だった。今後の「先生」がどのようなラインナップになるか判らないが、ラジオ好きにとってうれしい人選になりそうな予感。
キッドと瀧の組み合わせなので、何となく雰囲気は予想できたが、案の定、想定通りの「とんがった、ゆる面白さ」。内容を脇に置いても、この3人が日曜日の早朝に生放送していること自体が一番おもしろい。番組終了後に本家の「全国こども電話相談室」(TBS ラジオ、日曜日 9時〜10時)が何事もなかったかのように始まるところも結構オカシイ。
浅草キッドは、水道橋博士がマジメな人の役、玉袋筋太郎がチャランポランな人の役という体で活動しているが、玉袋の言うことは結構道徳的というかナンと言うか。家父長制的ではあるが共感できるところもある。
瀧は午後の「伊集院光 日曜日の秘密基地」(TBS ラジオ、日曜日 13時〜17時)にも出ていた。内容は、番組で定期的にやっている「おバ歌謡」スペシャル。過去のネタの使い回しっぽい内容で、今回は突出した面白さの曲が出なくて残念。前回の「史上最年長ラッパー」こと坂上弘「卒業」(尾崎豊のカヴァー)は衝撃的だったなぁ。
○NISSAN 全国おとな電話相談室
http://www.tbs.co.jp/radio/otonatel/
○全国こども電話相談室
http://www.tbs.co.jp/kodomotel/
○伊集院光 日曜日の秘密基地
http://www.tbs.co.jp/radio/1101/